イワイタカアキの月刊コラム Why NOT やるしかない



  • Vol.10
  • ウガンダ医療見聞録

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遺伝子上97%は人間と変わらない動物とされているマウンテンゴリラ。そんな絶滅の危機にさらされ

る最大の類人猿であり、人間の祖先マウンテンゴリラが生息するアフリカのウガンダに今回はトビダス!




ここ、ウガンダは、人口3450万人。民族は52部族にも分かれ、キリスト教徒が8割を占める。

少子化日本も羨む、驚きの6.7人という出生率。一夫多妻制が認められており、人口の2割を

占めると言われているイスラム教徒が特に多妻であるという。


個人的には、一夫多妻制が少子化を防ぐ対策としては望ましい制度であると思う。しかし、多くの障害

を伴うこの制度は現実的に日本での試行は厳しいのかもしれない。



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ウガンダの国民の月収を三段階に分けたものが以下となる。


高収入:500$(医者・政府関係者)


中流 :250$(教師・一般企業)


低収入:100$(工場・露店)


月収を知り思ったことは、カンボジアと大差ないのだが

カンボジアより若干良いのかなという額である。










さて、ここで人間の祖先とも言われるマウンテンゴリラを紹介しよう。



世界に720頭しかいないマウンテンゴリラ。ここウガンダの【ブウンディの森】には約半数の350頭が生息する。現在確認されているゴリラのグループは31グループに分かれ、うち8グループが観察対象になっている。 

マウンテンゴリラは、優しくデリケートでシャイな性格で、紳士的な平和を好む菜食主義者だそうだ。

一日にオスは30キロ、メスは40キロもの食事を摂取する。また、一日のうち30%は食糧探しに、30%は食糧を食べ、40%は休むことに時間を費やすと言われている。血液型はB型のみ。4等身(人間は8等身)で、私が注目したのが、マウンテンゴリラの足の裏。



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人の足は5本指が全てくっついていて、全体的に細長い。猿は、親指が他の指
から離れていて、全体的に幅が広い。足というよりはむしろ人間の手に近い形
している。それに対しマウンテンゴリラは、人間に類似する。
猿の足の形は生まれたときから大人の状態と同じであり、成長するとともに変
化する大人の足とは異なる。
また、足指の骨が足全体に占める割合を見てみると、猿は生涯にわたり
約35%であるのに対し、人間では幼児が約25%、成人では17%〜18%
となる。この変化は、歩く際の前方への推進力を引き出すために指の骨の割合
が減り、直立姿勢を安定させるため踵が発達したからだとみられている。


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左から、ヒト マウンテンゴリラ  ローランドゴリラ チンパンジー の足



そのため、猿と人間では、足の関節の固定性にも違いがみられる。人では、下腿部の筋肉(スネやフクラハギの筋肉)の収縮によって得た力を効果的に伝え

体重を支えるため、安定した前進歩行をすることが大きな特徴である。だとすれば、足の裏の形が人間に類似するマウンテンゴリラも下腿部の筋肉が発達し

ており、二足歩行に適しているのかもしれないと仮定できる。実際に体重等を考えると二足歩行による負担は大きすぎるのかもしれない。


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以前、私が管理していたアスリートが、ゴリラは草食動物なのにあれだけのパ

ワーがあるからという理由で、ベジタリアンとなり肉体改造を試みていました
が・・・。ゴリラは腸内に特殊な細菌を持っており、その細菌が食べたものを
タンパク質に変えてしまうので、タンパク質を摂らなくても筋肉がついていく
のです。人間はゴリラのようにはいきません。ゴリラのお腹は太鼓のように膨
らんでいる(腸内で食べたものを発酵させ、時間をかけて消化していく)
理由
もここからきています。












最後にテレビでも観る光景。アフリカ人が頭の上に大きな荷物を乗せて歩いているこの光景。


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身体に最適な姿勢と重いものを乗せられるだけの筋バランスが無くてはできません。逆をいえば、日頃から荷物を運ぶ時など頭に乗せて運ぶと偏頭痛や肩凝り、腰痛が軽減することに繋がります。現にアフリカでは、肩凝りや腰痛の割合が少ないというデータもあるようです。


以上、初のアフリカ大陸からのコラムでした。




経験豊富な岩井グループ