イワイタカアキの月刊コラム Why NOT やるしかない

  • ケイダン!
  • Vol.4
  • イワイタカアキ×吉田麻也選手        (ロンドン五輪サッカー日本代表選手)
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吉田麻也選手
2001年から名古屋グランパスでユースとして活躍。
2008年北京五輪日本代表選手。
2010年にVVVフェンロー入団。
2011年アジアカップ日本代表選手として優勝に貢献。

2012年ロンドン五輪日本代表選手。




イワイ(以下、岩): 麻也くん、どうも。(トレーニング後ということで)お疲れさまです。
吉田(以下、吉): お疲れさまです!(笑)
岩: 初めて会ったとき、麻也くんは足の骨折(2010年1月オランダ移籍直後の練習試合におこした骨折)をしていて足を着くのも痛そうでしたが、どんな感じだったんですか?
吉: オランダで怪我をして、手術しリハビリしてたんですけど、でもその手術が良くなくて再骨折し てしまい、日本で再手術した後に岩井さんに初めてお会いしたんですよね。やっぱり長い期間怪我が続いて調子も良くなくて、脚の回復具合も良くなかったので、その当時はいろんな人に診てもらって、いろんな所に行って、いろんなアドバイスや治療してもらって。
とにかくもう、「何でもいいから助けてもらいたい!」という気持ちでした。
そんなときに紹介してもらったのが、岩井さんでした。
岩: 当時、怪我をしてから復帰するまでの期間も長かったですし、また日本からオランダに移籍してこれか らという時だったので、相当焦りとか不安とかあったと思うんですが、それはどうでした?
吉: (オランダに)行く前はワールドカップ前だったんですけど、怪我で2回目の手術をしてからは、それ(出場)も厳しくなったし、焦りというか、このまま選手として終わってしまうんじゃないかっていう不安はすごくありましたね。

岩:

結果的にこう順調に回復して、アジアカップでも活躍して、僕もすごく嬉しかったんですが、ご本人としては、大きく成長出来たターニングポイントとなる試合というのはあったんですか?
吉:まぁ正直、アジアカップに呼ばれるとは思っていなかったんですが、実際に呼ばれて監督と話している時にすごく期待されているなっていうのは感じました。 その前の一年間は時間を無駄にしてしまったので、その年の一年はすごく飛躍の年にしたいと思っていましたし、とにかく「吉田麻也」っていう選手をみんなにアピール出来る大会にしたいと思ってたんで。そういう意味では初戦はオウンゴールもしたし、ロスタイムに点も取れたという意味では大きかったと思います。
岩: 海外に来て、今年で3年目ですかね?
吉: はい。 DSC01079.JPGのサムネイル画像
岩: 3年間で年齢も23歳になって、これからどんどんサッカー選手としては飛躍出来る年齢になってくると思うんですけど、内面の部分でも、身体の部分でも大きく変わったところはありますか?
吉: やっぱり怪我していたときの10ヶ月間は、改めて自分のことを知り、周りを冷静に見れるようになりました。サッカー出来なかった分、いろんなことを勉強出来たんで、サッカー選手としてだけではなく、人間として成長出来たと思います。
岩井さんをはじめいろんな方々に出会えて、もっと自分の身体に対して真剣に向き合えるようになりましたね。
それは今後、プロとしてやっていく上でとっても重要なことだと思うので、いい経験だったなと思います。
岩: 今度もっとビッククラブに行きたいとか、あとは2年後のワールドカップで活躍したい、といういろいろな目標があると思うんですが、近い将来こういう風になっていたいというような目標はありますか?
吉: それはもう、一つでも高いレベルのチームでプレーしたいですし、チャンピオンズリーグや、ヨーロッパリーグに出れるチームで戦えるようになりたいですね。もう一つは日本代表でワールドカップに出て、しっかり活躍することですね。

岩:

そのために自分が今取り組まないといけない身体づくりというのは、ありますか?
吉: それは常にイメージしておりますし、スピードとフィジカルをもっと高めていきたいです。 もう怪我はしたくないので、メンテナンスの部分も、もっとプロ意識を持ってやらなくてないけないな、と思います。
岩: サッカー大好きで、将来プロのサッカー選手になりたいと言う子や、成長痛・スポーツ障害を抱え悩んでいる子どもたちに何かアドバイスはありますか?
吉: 僕も中学のときに急に身長が伸びて、腰がすごく痛くなって、サッカーが出来なかったり、少し   動くと、またすぐ痛くなったりしてしまい、成長期には悩まされました。
でもそれも含めて自分の身体とうまく付き合いながらやっていかないといけないし、それは多分プロになってからも続くことだから、ポジティブに捉えて早く自分の身体のことを理解しその身体と向き合える身体づくりをしないといけないと思います。
それには、高い目標をもつこと、またそれに向かって逆算して日々の練習に取り組むことだと思います。
岩: スポーツ競技のレベルを上げることも大切だけれども、それ以前にスポーツをしっかりやり続けられる身体づくり、またプロになってもしっかりそれを意識しないといけないということですか?
吉: そうですね、プロになったら子どものとき以上に身体のことをもっと勉強しないといけないと思います。身体は一人一人違うので、自分の身体の特徴や弱点を知っている方がより効果的な練習も出来ますし、怪我の予防にもなると思います。怪我をしなければ、それだけ(幅広い)プレーが出来るということで、自分の目標に届くスピードも速くなると思います。全てにおいて怪我をしないことというのは大事だと思います。
岩: ありがとうございました。今後の活躍をしっかりサポートしていきますね。

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